2015-10-31

クルーズヨットEquanimity来航 陽炎にフォルム揺らぐ

今朝、クルーズ船が近くまで来ていると知り、いつもの宮島の対岸に立った。

西インド・ケイマン諸島船籍の「Equanimity」2,999トン。

和訳すると「平静、沈着、落ち着き」の意。マレーシア生まれのアメリカ人の大富豪Jho Lowが所有していると言われている。

2014年6月に就航。全長91.5m、幅14.60m。客室9室、26名の定員なのでかなり小型。10月10日ごろは横浜に係留されていた。

遠くからはLPGタンカーが。今日は寒かったので、浮船現象が見られた。船はインドネシアのボンタンまで南進する。

島影から現れたのは掃海母艦「うらが」。いつもは、横須賀にいるが呉までやってきた。釣り人も竿よりも船ばかり見るほどの大きさ。現在は、関門海峡を越え、進路を北に向けている。

「Equanimity」が遠ざかるにつれ、シャープだったフォルムも陽炎に揺らいだ。この船も、すでに広島を離れ宇和島に向かっている。

30分しかここにいなかったが、バラエティに富んだ船を見ていると、あっという間に時間がたった。


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夕方の定期航路 世界遺産の島に夕日沈む


定期航路に乗り内地に。たそがれの広島湾を30分のサンセットクルージングをした。
夕日を浴び、少し波が高い海を走る白い波紋も、ちょいとあかね色に染まっていた。
日の光にうっすら染まる貨物船も、夕日の中に消えるほど。

世界遺産の島に沈んでいく夕日を見ながら広島に。この日の夜も赤提灯で顔が赤く染まった。


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2015-10-29

UNIVAC120間近で見る ウルトラ警備隊のマシンか

ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智先生が卒業した東京理科大学近代科学資料館にブラリ。大村先生は日本の私立大学卒業生で始めての受賞だった。

施設内には、ノーベル賞を受賞した偉業を展示していた。

振り返ると、これまでの人生の中で33年間、コンピュータと付き合っていた。
漢字なんてとんでもない世界。1メガのフレキシブルディスクを組み合わせて1行文字しか入力できないパソコンに、プログラムを打つ日々だった。

ということで、日本で最初に導入された第一世代商用コンピュータの「UNIVAC120」が同施設に展示されていたため見に行くことに。
UNIVACは、現在でもユニシスとしてメーンフレームクラスのマシンを設計製造し続けている。

芸術的に並ぶ真空管。発熱量も半端ではなかったと聞いたことがある。

同機は「情報処理技術遺産」に認定。コンピュータの原点といっても過言ではない。

ウルトラマンの科学特捜隊、ウルトラセブンのウルトラ警備隊ではUNIVACのマシンが使われていたという分析結果も。

人生の3分の2をコンピュータとともに生きたものにとって、黎明期のマシンを間近で見て感動した。


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2015-10-28

揚炭機船係留 火力発電に石炭運ぶ船

車を走らせ、呉市の湾岸沿いを走っていた。
対岸に青い船が深く沈んでいた。

「LAUTAN07」。

新しく建造された揚炭機船。石炭火力発電所に燃料を運ぶ船だった。

広島県内でも、この近くに中国電力と電源開発の石炭火力発電所が2カ所ある。

関東近郊でも横浜市磯子区にある磯子火力発電所が燃料は石炭。

技術革新で、発電効率の向上とCO2、窒素酸化物(NOX)、硫黄酸化物(SOX)、ばいじんの排出量も削減されているという。

当地には、火力発電用の石油備蓄基地があるので、このあたりは石油と思っていたけど、石炭とはビックリ┐(‘~`;)┌


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2015-10-27

季節が変 アサガオ・コスモス同時に咲く

いつもの道にブラリ。秋だというのに、まだアサガオが咲いていた。

紫色や桃色の花のそばでコスモスも。

コスモスはすでに散って種になっているものもあり、季節はアサガオを追い越していた。

県北では紅葉が見ごろというのに、季節がなんか変・・・(笑)


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2015-10-26

10月26日「柿の日」 鐘の音に季節感じる

法隆寺の茶店に憩ひて 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

正岡子規が明治28(1895)年10月26日からの奈良旅行で、この句を詠んだとされることにちなんで、全国の果樹研究会組織で構成する全国果樹研究連合会のカキ部会が全国柿産地の賛同を得て、今日10月26日を『柿の日』に制定した。

柿が色づく季節となり、いたるところで目にする。

家の近所にある寺の柿も色づいていた。

このあたりは「安芸門徒」と呼ばれる浄土真宗を信仰する人が多くいる。一つの地域に一つの寺しかないところも多い。

朝になると「ゴーン」。
夏は6時、冬は7時ごろに、鐘が響き本堂で勤行と法話が行われる「朝事」が毎朝行われている。

いつも聞こえる鐘の音に、空の青に映える柿の色が鮮やかだった<(_ _)>



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2015-10-25

輸送艦「おおすみ」公開 東日本大震災で感慨深く

今日は東日本大震災で東北に派遣された「おおすみ」の見学があると知り、海上自衛隊呉基地に。久しぶりの見学となった。

呉市が母港の同型艦の「しもきた」も宮城県気仙沼市に派遣され、見るたびに、東北の思いが募った。

「お・おぉ・・・っ。今日は小枝さん」。

見学場所では「桂小枝」に似た人が案内してくれることがある。
声といい、風体といいそっくり。自分では「小枝さん」と源氏名をつけるほど。一度対面したらと思うことも。

広い艦内をテクテク。東日本大震災では、このスペースが入浴施設になったこともあった。

艦内には東日本大震災でも、陸上深くまで物資を運んでいたエア・クッション型揚陸艇が展示。日本に6機すべて呉に配属している。
ホバークラフトの親分のような大きさに、いつもながら圧倒された。

終了間際、右舷のランプウェイが開き始め見学者は一様にレンズを向けていた。

東日本大震災で呉にいた船も、現地に行っていた。この船たちと同じ場所にいたと思うと感慨も深くなった。


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2015-10-24

海が割れ浜辺を堂々と まるでモーゼの気分に

広島県で一番低いといわれる標高11メートルの茶臼山に。
海にさえぎられているので、干潮しか頂上踏破できない。

しばらく待つと、次第に潮が引いてきた。

海が割れ中央に陸地が現れた。まるで、モーゼの気分に。

浜辺を堂々と渡り頂上に。見下ろすと、瀬戸内海の砂浜が見られた。

モーゼになりきるには、少なくとも十回は行かないと・・・(笑)


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