2017-02-28

総事業費115億円テクノスーパーライナー OGASAWARA解体始まる

作業服に身を包んだ作業員が、スクラップの処理をしていました。

総事業費115億円を投じ、技術の粋を結集したテクノパーライナー「SUPER LINER OGASAWARA」の解体が始まっていました。


船体はアルミ合金。スクラップは太陽の光に光っていました。


テクノスーパーライナー(TSL)は、平成13(2001)年1月24日に扇国土交通大臣(当時)が小笠原諸島を視察。26日の定例記者会見で、小笠原航路におけるTSL就航の可能性について言及したことを皮切りに、9月には石原都知事(当時)も所信表明演説で、TSL就航を実現させたいと表明

平成16(2004)年11月に「スーパーライナーおがさわら」と命名し進水しました。

「海の新幹線」のスローガンのもと、国家プロジェクトとして開発され、アルミ合金製の船舶としては、建造当時は世界最大級の超高速船。742人を乗せて、38ノット(時速70キロ)の高速航行が可能で、この船を使って、都心から父島まで25時間から約16時間に短縮する計画でした。

しかし、石原知事は乗客より燃料が重いほどの燃費、燃料の高騰で年間約30億円の赤字が見込まれることから就航は困難との見解を示し頓挫。

その後、東日本大震災で宮城県石巻市に寄港して被災者に無料開放されたのが最後、この地に来ました。

船内の内部も外から確認できます。

スクラップは小分けされた袋に入れられトラックに詰まれていました。


本当に来て2カ所。この場所で終焉となりました。

この船を追い続けてもうすぐ5年。最後まで見届けたいと・・・。


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2017-02-27

夕暮れに金星が輝く 風も穏やかな静かな海

夕暮れの空に金星が輝いていました。


見た目は白い光でも、レンズを通すと本来の光の色に変化します。
街灯の光とテールランプの赤色が、夜の海を染めていました。


波止場の光に加え、対岸にある石油貯蔵施設の光も、色とりどりの光に照らされていました。


静かな入り江の港町もひっそり。



今日の夜は、風も穏やかな静かな海でした。


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2017-02-26

「起重機船 駿河」 尾道市土生に向けゆっくり進む

対岸に呉市を望む小用港。遠くから起重機船がゆっくりと曳航されてきました。

深田サルベージで3番目に大きい駿河(主巻定格荷重2,200トン吊)
深田サルベージは、昨年、戦艦大和の無人潜水探査機や昭和45(1970)年に山口県柱島沖で沈没した戦艦陸奥の解体・引き揚げ、遺骨収集も行っている会社です。

駿河はこのあたりでよく見かける起重機船。

昨日も、呉市から因島にある尾道市土生まで、曳航されていました。

クレーンは次第に横向きに。目の前を通過するころには、対岸にある中学校、社会福祉施設と見た目が同じ高さになるほど、水平となっていました。

船はゆっくりと進み小さくなっていきました。



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2017-02-25

大須山防空高角砲台跡 雑木林の中70年の時流れる

雑木林にひっそりとたたずむレンガ造りの建物。


外壁も屋根も無く、時の流れを感じました。


ここは市内にある標高259.5mの大須山。生まれて初めて足を踏み入れました。
うっそうとした道を進むと5分。


山頂近くに人工的に造られた石垣を見つけました。


インターネット「呉周辺の防空砲台(http://www17.big.or.jp/~father/aab/kure/kure_AA.html)」では「大須山防空高角砲台」の計画は昭和16(1941)年12月に防空砲台が敷設。

当時は、自動車が入れるような道もありません。

さらに進むと雑草の中に現れた砲台跡。

近くには防空壕もありました。



太平洋戦争の遺構は穏やかな瀬戸内海が広がる場所で、70年の時が流れていました。


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2017-02-24

換気扇から湯気モクモク 大豆の香りに食欲そそる

換気扇の排気口から湯気がモクモク。
この中に入ると、視界がほとんどなく仙人の気分となりました。

ここは、市内にある製造卸売・小売をしている豆腐店。
豆腐作りの湯気が、毎朝出ています。

大豆と油揚げの香りがプーン。食欲をそそる香りがほんのり伝わってきました。

今度、ご飯を持ってくればおかず代わりの湯気となるでしょうか・・・(笑)



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2017-02-23

荒々し広島湾 普段と違う一面

岩肌を洗う波が押し寄せていました。

波が穏やかな瀬戸内海も、波の浸食で海蝕洞があります。

海の向こうは内地。空の色が海に映っていました。

目の前には漁船が波を蹴散らして走っています。このあたりは、潮の流れが早いため、漁場にもなっています。

沖合いには貨物船。走る姿に遠い場所に思いを馳せました。

荒々しい表情の広島湾。普段とは違う一面でした。


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2017-02-22

30年前の思い出甦える 「3時です もうすぐ夜明けABC」ポストカード

家にある収蔵物の中から、「3時です もうすぐ夜明けABC」のポストカードが出てきました。
3時です もうすぐ夜明け ABC 桶村久美子

当時は午前3時から5時までの2時間番組。提供は「明星食品」の1社提供。
3時です もうすぐ夜明け ABC 明星食品

ラジオから流れてくる声に、床の中でスタジオの光景や様子を想像していました。

CMは「♪制服の胸のボタンを・・・下級生たちにねだられ・・・」で始まる斉藤由貴の「卒業」。

同社の「青春という名のラーメン」で、さびの「ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう」が今でも耳に残っています。

当時のパーソナリティは、今でも活躍されている桶村久美子(おけむら・くみこ)さん。現在の御年は分かりませんが、少なくとも、当時より30年経っています。
3時です もうすぐ夜明け ABC 桶村久美子

『先日はたのしいお話ありがとうございました』のくだりから始まるメッセージ。メールが無い同時、ハガキに筆をしたためて採用。ラジオに出演し、大阪高石市にある朝日放送高石ラジオ送信所から全国の夜空に声が飛びました。
3時です もうすぐ夜明け ABC 桶村久美子

当時のパーソナリティは、桶村久美子さん、石川千加子さん、尾崎智子さん。今でも現役で活躍されている人もいらっしゃいます。
3時です もうすぐ夜明け ABC 桶村久美子

郵便番号もまだ5桁。1枚のポストカードから30年あまり前の思い出が甦りました。
3時です もうすぐ夜明け ABC 桶村久美子



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